11月4日（水）から9日（月）まで、東京・銀座の藤屋画廊にて、「森花枝個展」を開催いたします。
過去の10年を遡り、旧作、新作、そしてお手頃な立体作品まで…幅広く展示致します。
DMにもなったこちらの龍の作品は、コロナの自粛期間中デザインを温め、完成に至ったものです。
テンペラの技法を使い、F100号の作品を制作するには作業が細かく、モチベーションを保つのに努力がいりました。でも、一日も早くこの混沌とした世界から抜け出し、心穏やかな日常が戻って来るように願いながら、天空に吹き抜ける風を意識して、私の心眼で見えた龍を描き切りました。
完成する絵は見えていたので、あとはそこに表すだけでした。
この絵を描くことに決めた決定的なインスピレーションは、コロナ禍に至る前、春先に訪れた、埼玉県奥秩父にある「三峰神社」にお参りに行った時に得ました。神社がある山全体から発する圧倒的な「氣」の力と参道を歩いている時に吹き抜けた「風」。。。
あれは、龍神様の道だったのでしょうか…
コロナウィルスの流行に伴い、外出も控えてお過ごしの方もいらっしゃると思います。
ぜひ会場に足をお運びいただき、実物を目の前にしていただきたいなと思いますが、SNSなどを駆使し、会場の様子や展示作品についても公開していきたいと準備をしておりますので、こちらもぜひご鑑賞いただけたらと存じます。
私は、会期中、会場にいる予定です。
会場に展示された作品、皆様の心に響くものであったら嬉しいです。どうぞ、お楽しみに！！
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