2月4日に、コミッションワークによる作品をお客様にお納めしました。
コミッションワークとは、お客様のご要望に合わせてアーティストが作品を作るスタイルです。
このペガサスの作品も、まず、お客様とのミーティングに始まり、お客様の思いを汲み取り、作品に良きものを込める…
そして、制作の途中経過を見ていただきながら、お客様の満足いただける作品を生み出すことができました。
テンペラ画が最盛期だった12−15世紀のイタリアでは、コミッションワークが主流であり、テンペラ技法も、「作りながら考える」というのではなく、「完成に向かっていく制作形態」なので、制作過程も滞りなく、スムーズに良いものを生み出すことができました。
お客様のお自宅のプライベート空間。壁紙の色や家具のテイスト、照明の明るさや色などもミーティングの時に見させていただき、「その場にあるべきもの」を違和感なく生み出すことができ、お客様に心から喜んでいただけたこと、本当に嬉しく、画家冥利に尽きるな…と、感慨深いものがありました。
本当に、このような仕事に恵まれましたこと、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
これからも、お客様の益々のご発展、心よりお祈り申し上げます。
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